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おしたりという漢字が一発変換できません2010
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てぶろの流用


ジャンプの「げげげ」とか笑ってる人が誰だか考えると気が気じゃないコマツです。
だれだよ全然わかんねんだけどだれ?火のおっさんだったらどうしよう爆笑どころじゃすまねぇ!
↑って思ったけど今日冷静に読んだらなんか五本指とは全然ちがいそうですね。ふぅ。


休みだというのでうかれて貴志祐介読んでミチコとハッチン見てキバエノサイト様巡ってたらオーストラリアでバトルロワイヤルとブラジルで逃避行と昭和の日本が混じって悪酔いしました…。
もう死にネタばっか描いてるの嫌だぁああ!!という逃避の現れですかね!
そうこう逃避してるうちに春コミの申し込みも終わっちまいましたしね…。もう…私自分を呪うしかない…。


最近じっくり小説読む時間がなくて栄養不足です。年始からかぞえて二冊は読んだけどもーー…。
そういや昔から時間があると一心不乱に漫画か小説を読んでました。
祖父の家の「児童文学全集」みたいな世界のおとぎ話がいっぱい入ってるやつもなんだかんだで休みごとに読みあさってた記憶が…。ニルスとか、小公女セーラとか、青ヒゲとか、かちかち山とか、入るもんはなんでも詰め込む勢いで読んでたなぁ。
なんか、何かが起こって、それがどう収束するかみたいな起承転結を見るのが好きだったんだと思います。
だから一方で詩とか伝記とかエッセイにはまるで興味が無かった…。


(以下だらだらレビュー)
今の一番のお気に入りは専ら川上弘美です。
あの情景描写はほんとに好きで、國春の本のとんぼがいっぱい飛んでる描写とか、仁王君の顔がなくなる話とか、テラ君に当たり前に見えるトラとか、そういうのは結構彼女の世界に引っ張られて作ってる気がします。あるもの、とないもの、の境界が曖昧なのにそれがあたりまえのように過ぎて行くところが面白い。
山本文緒は女子的な話が多いけど恐ろしい程女子の核心を突く怖さが大好きです。報われない、救われない、癒されない、けど絶対自分の中にあるものをさらけ出されて「夢見てんじゃねえ」って言われてるみたいである意味きもちい。何かに対する答えを救いではなく、光としてみせてくれるとこも好き。
貴志祐介はとにかくこの人の頭の良さに脱帽するしかないのですがその構築される虚の世界が現実世界の知識をまんべんなく張り巡らせて作られてるためにその世界での独特なリアリティーになっているところが面白いです。だから推理小説よりはミステリーとかの貴志さんの作品の方が私は好きかもなーと思います。「 天使の囀り」はマジで怖くて面白かった…。えっと、例えるならすごい複雑にパイプ管が張り巡らされた工場を見てるような感じ。
遠藤周作は「悲しみの歌」を読んだときに号泣しました。なんか一週間くらいそれで頭がごんごんしてたのは覚えている…。どーしよーもねーっすよねーと思いつつどこにもいけなくてただ子供に戻ってなにか単純に「どうして?」っていいたくなるような感じだったなぁ。そうやって取り残されても生きてかなくちゃいけないのかなぁとか。やるせない。



吉本ばななとか江國香織も割と好きなんだけどスタイリッシュすぎてなー…これは完全に好みの話だけど。なんとなくもっとクセがあってへんてこなものとか、ドロドロで怖いのとか、わけわかんなくてきもちわるいのとか、なつかしくてさびしいものとか、かっこわるいけど泣けるものが好きなん…。


ところでこの間友人とも話したのですが本の好みって遺伝するんですかね。大体母親が読む女流作家小説や父親が読むホラー小説は皆面白かったりするんですよ。なので実家はそういった新規作家開拓にはうってつけの場だったりするんですよね。小池真理子とか乃南アサとか水木しげる(!?)は完全に親の影響です。
どうでもいいけどバミリオンプレジャーナイトも親が好きで知りました。いやーあのクレイジーさはほんとに私も大好き!!


とりあえずこれから時間できたら読みたいもの

アヒルと鴨のコインロッカー(映画も見たいなー)

新世界より(ほんとに時間があるときにね…)

第三の時効(クライマーズ・ハイを読んで以来気になる人)

あとは東野 圭吾作品も気になるーー。
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